研究内容
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動物病態学では、疾患生命医学と一体となり「生殖サイクル」に関連する多様なテーマについて、遺伝子改変マウスを活用した研究を展開しています。石黒教授の統括のもと、減数分裂を主題とする疾患生命医学の研究と、胚発生に関わる技術を専門とする動物病態学の研究を統合し、相互に補完し合う体制を構築しています。

 

当グループでは、発生生物学・細胞生物学・生化学・分子生物学にまたがる幅広い手法を駆使し、生殖発生や着床前胚発生に関わる現象を対象に研究を進めています。特に、ゲノム編集や胚発生工学を組み合わせることで、従来の枠組みを超えた新たな研究展開を目指しています。特に、以下に示すような多様な遺伝子改変マウスの開発と組み合わせることで、各組織・臓器における発生段階や分化ステージに応じた空間的・時間的(temporal)な遺伝子発現変化を対象としたタンパク質の特性や相互作用を明らかにする解析を行っています。

 

  • タンパク質精製用タグ付加遺伝子改変マウス
  • 蛍光タンパク質付加遺伝子改変マウス
  • Biotin近接標識遺伝子改変マウス
  • オーキシンデグロンシステム導入遺伝子改変マウス

 

これらのマウスを用いたプロテオミクス解析や表現型解析を通じて、生殖サイクルに関わる分子機構の解明を進めています。

 

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研究紹介等の動画(クリックしますとYouTubeへ移動します)

 

 

 

 

 

 

 

研究紹介動画集