様式5(2026年1月改訂版)
千葉大学大学院医学研究院法医学教室で
法医解剖を受けられた方のご遺族の皆様へ
2026年3月16日
千葉大学大学院医学研究院 法医学教室
千葉大学大学院医学研究院 法医学教室
法医学教室では、「法医解剖事例における有機フッ素化合物(PFAS)の体内蓄積状況と組織病変の関連解析」に関する研究を行っており、以下に示す方の試料や検査結果などを、本文書の公開日以降に利用させていただきます。研究内容の詳細を知りたい方、研究に試料・情報を利用して欲しくない方は、末尾の相談窓口にご連絡ください。
本文書の対象となる方
2026年3月16日~2030年3月31日の間に当教室にて法医解剖が行われた方
2026年3月16日~2030年3月31日の間に当教室にて法医解剖が行われた方
- 研究課題名
「法医解剖事例における有機フッ素化合物(PFAS)の体内蓄積状況と組織病変の関連解析」
- 研究期間
研究実施許可後~2030年3月31日
この研究は、千葉大学大学院医学研究院倫理審査委員会の承認を受け、機関の長の許可を受けて実施するものです。
- 研究の目的・方法
【目的】私たちは日常的に「PFAS(ピーファス)」という人工化学物質に曝露されています。この物質は体内に蓄積しやすく、一部地域での汚染も判明していますが、「全身のどの臓器に、どの程度蓄積し、健康にどう影響するか」という実態は、世界的にまだ解明されていません。本研究は、法医解剖という貴重な機会を通じて、血液だけでは分からない全身の臓器(脳・心臓・肝臓など)への蓄積量を詳しく調べます。この研究によって、環境物質が体の変化や死因にどのように関わっているかを解明することは、法医学における診断の精度を高めるだけでなく、環境汚染から人々の健康を守るための科学的な基準作りや、地域住民の安全確保に役立てられます。
【方法】本学法医学教室で実施された解剖事例のうち、通常検査のために採取された試料の一部を使用させていただきます。具体的には、これら試料に含まれるPFAS濃度を最新の機器で測定し、解剖時の血液検査、組織学検査、薬毒物検査等の結果およびお住まいの地域の情報と照らし合わせることで、PFASが体に及ぼす影響を分析します。
- 研究に用いる試料・情報の種類
試料:解剖時に採取された血液、尿、脳、心臓、肺、肝臓、腎臓、脾臓、副腎、甲状腺
情報:年齢、性別、居住地、死因、既往歴、血液検査結果、組織学検査結果、薬毒物検査結果など
- 研究組織(試料・情報を利用する者の範囲)
【研究機関名及び本学の研究責任者名】
研究機関:千葉大学
研究責任者:大学院医学研究院法医学教室 教授 岩瀨 博太郎
- 個人情報の取り扱いについて
本研究で得られた試料・情報は、氏名等の個人を特定するような情報を削除し、どなたのものかわからないように加工して、大学院医学研究院法医学教室において厳重に管理します。研究結果を学術雑誌や学会で発表することがありますが、個人が特定されない形で行われます。
本研究についてご希望があれば、他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内で、研究計画書及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧する事ができますので、相談窓口までお申し出ください。個人情報の開示に係る手続きの詳細については、千葉大学のホームページをご参照ください。
(URL:https://www.chiba-u.ac.jp/about/disclosure/request.html)
- 研究についての相談窓口について
研究に試料・情報を利用して欲しくない場合には、研究対象とせず、原則として研究結果の発表前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口までお申し出ください。試料・情報の利用をご了承いただけない場合でも不利益が生じる事はありません。
その他本研究に関するご質問、ご相談等は、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
相談窓口
〒260-8670
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
千葉大学大学院医学研究院
法医学教室 教授 岩瀨博太郎
FAX:043(226)2079
