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ご遺族の皆様へ

令和3年3月12日
千葉大学大学院法医学教室

 現在、千葉大学法医学教室では、「Homicide-Suicide法医解剖事例における特徴に関する研究」に関する研究を行っております。今後の法医解剖や将来の予防に役立てることを目的に、この研究では法医解剖が実施された際の情報などを利用させて頂きます。これらの情報がこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。

1.研究課題名 「Homicide-Suicide法医解剖事例における特徴に関する研究」

2.研究の意義・目的
 「この研究は、一度に他殺と自殺が生じ法医解剖が実施された方を対象に、どのような状況の下で、どのように死亡に至っていたのかを明らかにして今後の法医解剖や予防のために役立てることを目的としています」

3.研究の方法
 2008年1月から2020年12月までの間において当教室において法医解剖が実施され、一度に殺害と自殺が生じていた事例における、法医解剖結果、死亡に至るまでの経緯、健康状態や治療の状況、当事者の関係性、心理社会的背景などについて、法医解剖記録をもとに調査を行います。

4.個人情報の取り扱いについて
 本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、亡くなられた方の氏名などを特定する情報は一切公表いたしません。データ等は、千葉大学大学院医学研究院法医学研究室の鍵のかかる保管庫で保管します。

5.研究に法医解剖情報などを利用して欲しくない場合について
 ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、こちらをご覧ください【研究利用への不同意意思表示書.pdf】

文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
研究実施機関  :千葉大学 大学院医学研究院 法医学教室
本件のお問合せ先:千葉大学 大学院医学研究院 法医学教室
         代表者 岩瀬 博太郎
         043(226)2078