患者の皆様へ
2024年9月27日
千葉大学大学院医学研究院法医学
千葉大学大学院医学研究院法医学
現在、千葉大学法医学では、「遠隔画像撮像システムの確立による超早期臨床法医学的虐待医学評価」に関する研究を行っています。今後の診断に役立てることを目的に、この研究では生体鑑定を受けた事例の画像情報などを利用させて頂きます。画像情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
- 研究課題名
「遠隔画像撮像システムの確立による超早期臨床法医学的虐待医学評価」 - 研究の意義・目的
「 情報技術を使って児童相談所と法医学教室の間に遠隔画像撮像システムを確立することで、虐待評価における時間やコストの削減、評価材料の質の上昇ができるかを調べます 」 - 研究の方法
法医学教育研究センターにて生体鑑定依頼を受けた事例の児童相談所で撮像された写真の質と量をWeb会議システムを使って評価します。またシステム導入前後に児童相談所職員にアンケート調査を行い、研究の評価を行います。 - 個人情報の取り扱いについて
本研究で得られた個人情報は、特定の個人を容易に識別できないように加工をして管理し、外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院法医学の鍵のかかる保管庫で保管します。 - 研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
研究実施機関:千葉大学大学院医学研究院法医学
本件のお問合せ先:千葉大学大学院医学研究院法医学
医師 齋藤直樹
043(226)2078 内線5223
文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。