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当法医学教室にて法医解剖を受けられた方のご遺族の方へ

2025年10月8日
千葉大学大学院 医学研究院 法医学教室

 当教室では人工知能(AI)を用いた死後CT学習による死因究明支援の研究を行います。この研究の対象者に該当する可能性がある方のご遺族の方で、情報等を研究目的に利用または提出することを希望されない場合、あるいは協力を途中でおやめになりたい場合は2025年11月30日までに、末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。

  1. 研究課題
    人工知能(AI)を用いた死後CT学習による死因究明支援
     
  2. 研究の意義・目的
    死後CTなどの死亡時画像診断による死因究明が行われていますが、専門的な医師が不足し、死因推定率も低いことが課題となっています。本研究では、人工知能(AI: Artificial Intelligence)を死後CTに利用することで、死因究明における死後画像診断の限界が乗り越えられるのかを解明することを目的としています。
     
  3. 研究の方法
    千葉大学法医学教室・東京大学大学法医学教室・国際医療福祉大法医学にて撮影された、法医解剖前CT 画像を死因などの情報(年齢、性別、身長、死後経過時間、死因、解剖所見)とともにAIに学習させ、AIが死因や死後経過時間などを推定することができるかを解析します。
    なお、研究計画書や研究の方法に関する資料を入手・閲覧して、研究内容を詳しくお知りになりたい場合は、末尾の連絡先にお問い合わせください。他の研究対象者の個人情報等の保護や研究の独創性確保に支障がない範囲でご提供させていただきます。
     
  4. 個人情報の取り扱い
    本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、氏名などの個人情報は一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院法医学の鍵のかかる保管庫で保管します。
      

この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。

【連絡・お問い合わせ先】
研究実施機関   千葉大学大学院医学研究院 法医学
本件のお問合せ先 小島正歳 (kojima@chiba-u.jp)
          043(226)2078 内線5223
 
文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。

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