【当研究会でのこころみ】
千葉県では,解剖率という面で十分な死因究明がされていない懸念は依然としてありますが,解剖に至った事例については正確な死因情報をもとにCDRを行うことを目的とし,法医学教室と医療機関を中心に行政機関の参加を呼びかけ,守秘義務に関する誓約書の提出により情報共有を可能にして事例の検討を行なっています.
第1回研究会を平成26年9月に開催いたしました.
以降は基本的に年3回(1月,5月,9月)研究会を開催し,勉強会および法医解剖事例の事例検討会を実施しております.
(現在,参加者は医療機関関係者,行政機関関係者,関連領域研究者の方に限らせていただいております.)
千葉県内の医療機関を対象に,未成年者の来院時死亡事例の対応ガイドラインを作成しております.
・医学的対応ガイドライン(20190221小児来院時死亡医学的対応指針.pdf)
CPA・突然死 問診・チェックリスト(201901221版医学的対応チェックリスト.pdf)
問診や検査等,医学的対応についての簡易指針です.当研究会に参加している医療機関間でも対応にばらつきがあり,対応の指針となるものが欲しいとの指摘があり,救急外来で参照可能な指針を目指して作成いたしました.
・家族対応ガイドライン(家族対応指針1版.pdf)
未成年者の来院時死亡事例は事例数が少なく,小児専門医であっても対応する機会は比較的少ないこと,当直帯等で非専門医が対応することも多いことから,基本的に対応に不慣れな分野ということです.一般化することは困難ではありますが,避けた方がよいとされる言葉遣い,心構え等について作成いたしました.
・警察対応ガイドライン(警察届出GL第1版.pdf)
千葉県においては死因究明の手段は法医解剖が主であり,適切な死因究明のためには適切な警察届出(医師法21条に基づく届出)が必要と考えられますが,届出の基準が不明との疑問が多く寄せられたこと,法医解剖に至るまでの流れが不透明で分かりにくいとのご指摘が多くあったことから作成いたしました.
〒260-0856
千葉県千葉市中央区亥鼻1―8―1千葉大医学部法医学教室内
千葉県子どもの死因究明等の推進に関する研究会
e-mail: chibacdr@gmail.com
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